南相馬に行ってきました 〜ぼちぼちいこカー 2012年10月便〜

10月のボランティア活動の会場は、いつも宿泊先として使わせていただいている、牛込の仮設住宅の集会場。

アロマのハンドトリートメントの形を変えてみたり、お好み焼を作って皆さんにお出ししたりと、初めての試みが盛りだくさん。

生涯学習センターとは違い、仮設住宅というコミュニティの中で行う活動は、交流が生まれやすい場所なので、長居したくなるような、温かい雰囲気でお迎えする必要があると思いました。
そこで、事前に工夫をして、テーブルクロスを準備したり、お手製のスイーツを持参したりと、仲間や家族の協力のおかげで、私がイメージするカフェ風スタイルを実現することができました。


うちでシュミレーション。こんな感じをイメージ。
毎回、準備は大変だけど、やりがいがあります。



母とあやみさんに作ってもらったお手製スイーツ。
屋久島から戻って、翌朝早朝出発で作れなかったので、とても助かりました!ありがとう。


初日のハンドトリートメントの様子。
アロマセラピスト3人で行いました。
現地で毎月再会できる、アロマセラピストの方と一緒に活動できることもとても嬉しいことです。
隣では、アロマクラフトのエアーフレッシュナー作り。

いつもは、ボランティアの方に私がレクチャーをさせていただき、みんなで現地の方のトリートメントを行うスタイルでしたが、薬学博士の方に、医療類似行為や薬事法の抵触についてのご指摘をいただき、色々悩んだ結果、アロマセラピスト以上の有資格者ということで、やり方を変えました。
結果的には、レクチャーの時間もボランティア活動の時間にあてられるようになったのは、よかったのかもしれません。

参加されたボランティアの方にも現地の方に喜んでもらえることをと考え、肩揉みブースをつくりました。


肩揉みブース、大盛況。終始笑いが耐えませんでした。
現地のお孫さんがおばあちゃんの肩を揉んだり、ほほえましい光景がたくさん見れました。

翌日のメイン活動は、お好み焼きでおもてなし。
初日の夜に、翌日の予行練習とボランティアスタッフの交流も兼ねて、試作品を作って食べました。
料理が得意な男性ばかりが集まっていたので、私たちは静かに待っていました(笑)。調理師の免許を持った方もいて、むしろ習いたいくらいでした。
料理ができる男性っていいですね。


真剣な眼差しでキャベツと向き合う様子。


完成品!!
お好み焼の生地にしょうがをすって入れることがポイントのようです。
ソースにも生姜の風味がしました。最高に美味しかった。

翌日の本番は、お好み焼のよい香りを楽しみながら、隣でアロマブースも開設して、たくさんの方に
来ていただくことができました。

その後、個別に地元の方々との打合せの中で、ボランティアを行う際に地域とより密接で連携していける
イデアをいただきました。
テーマに「家族」というもが加わり、今回、感じたことや得たものをこれからの活動に活かせていけたらいいと思いました。

今回、たくさんの嬉しいことがありました。
悩んでいたところ、協力・アドバイスしてくれた恩師、仲間に心から感謝したいです。
そして、行く前から、力になってもらい、一緒に活動ができたあやみさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
私も、子供ができたら、現地での活動ではできなくなりますが、こちらから活動資金を集めるために、せっけんを売ったり、
お菓子を作ってリラックスできる時間をつくったり、色々な形での支援の方法を考えていきたいと思います。

帰り際に、アロマハンドトリートメントをさせていただいた方から、素敵な絵手紙をいただきました。

心のこもった絵手紙をありがとうございます!

アロマハンドトリートメントを連日受けて下さるかたもいて、初めて薬なしでぐっすり眠れたという報告をいただきました。
嬉しいできごとでした。

次回は、11月10日(土)〜11(日)
12月は、15日(土)〜16日(日)です。
アロマセラピストとして、ハンドトリートメントを一緒にしていただける方を募集しています。

資格がない方でも、クラフト作りや肩揉み、交流イベントのお手伝いなど、色々体験できます。
一緒にやりませんか?