石岡 礼見先生の料理教室 【2012年7月】
今月のお料理教室は、なんと始まって以来始めての総勢9名でのレッスン。
酸素が薄くなることが懸念されましたが、皆、元気に最後まで過ごせました。
今回は、サマーパーティーも兼ねていて、みんな、思い思いのものを持ち寄っってテーブルを華やかに演出。
準備もはかどりました。
そして、久しぶりに男性の参加!
★★★メニュー★★★
・3種のカナッペ
・パエリア
・チキンの香草焼き
・ズッキーニのファルシ
・エルダーフラワーとぶどうのゼリー
まずは、メニューを見ながら説明を受けます。
人数が多いので、いつもより大きな輪です。
今日のメインの食材は、パエリア。
お米とオレンジの産地、スペインのバレンシアが発祥の地と言われています。
イスラム教徒の間で作られていたのが起源。
もともとは、サフランをスペインに伝えたアラブ人の料理なのです。
久しぶりに地球儀登場で、バレンシアの場所を確認。
そして、パエリアに欠かせない食材が、サフラン。
インド産とモロッコ産のサフランを比較しながら、みんなで観察。
サフランは、1g=1,000円もする高級スパイス。1㎏=50万本のメシベが必要なのです!!
クロッカスのお花で、めしべが3つに分かれている状態が理想。
これがとても難易度が高い作業なのだそうです。
女性の生殖器系のトラブルや更年期障害、また鬱状態の時にハーブティーとして飲むと有効なスパイスです。
日本には、江戸時代に薬として伝えらえ、使われていたそうです。
ちなみに、料理では、ブイヤベース、サフランライスがポピュラーな使い方です。
こちらは、おつまみのカナッベ製作組。
公民館での集まりのような、ほのぼのとした雰囲気(笑)。
こちらは、ズッキーニのファルシ(詰め物)。ピーマンではないところがポイントです。
ここまで完成したところで、お腹のすき具合もピークに達して、まずカナッペからいただくことに。
ビール、ワイン、自家製黒糖梅シロップ、自家製ジンジャエールと、飲みたいものがたくさんありすぎてどこから手をつけようか正直悩みましたが、まずは暑気払いということもあり、ビールで乾杯しました
お腹が少し満たされたところで、メインのパエリアの製作に戻ります。
サフランスープを入れて、鍋底に焦げ目がつかないように混ぜていきます。
お料理上手なまりさんを囲んで。あやみさんのご指導のもと、みんなでパエリアの完成を見守っています。
そして、ついにパエリアが完成して大歓声!!(ダジャレ・・・)
しかし、これはまだまだ前菜です。
このあとメインのチキンをいただきました。ハーブの香りがまた食欲をそそるのです。
みんな、食べっぷりがよくて、気持ちがよいです。
どれもこれも美味しすぎて困ります。
ボリューム満点のチキン!
フライパンで皮目をしっかり焼いて焦げ目をついてから、最後、オーブンでカリっと焼き上げます。
デザートは、みんなの持ち寄りでプレート作り。
いつも差し入れがスイーツに集中してしまうので、大半の方が、あえて違うものを持ってきていました。
なので、スイーツを持ってきてくれた方に拍手喝采。
こんな賑やかな盛り合わせになりました(^^)。
あやみさんからいただいた、菊の御紋のクッキーにはびっくりしました。
次回は、8月24日(金)、25日(土)の11:00〜です。
皆さん、ふるってご参加くださいね。
夏の暑さを、スパイスカレーを作って、食べて吹き飛ばしますよ!