ラベンダー蒸留体験

恩師の理恵先生のところで、ラベンダーの蒸留体験をしてきました。
北海道旭川から届いた、段ボールいっぱいのオカムラサキの蒸留。

本日の講師の方からのラベンダーの説明後、蒸留の準備に入ります。

余すことなく全て大切に使いきりました。


この溢れたラベンダーがきちんと圧縮鍋におさまりました。


水蒸気蒸留法の装置。
実際に行うと、仕組みがよくわかります。

蒸留時間中に、理恵先生のラベンダーのメディカル的な観点でのミニ講座があり、復習になりました。
臭いのかぎわけもしましたが、やはり野生と真正ラベンダーの香りは他の交配種のものと比べて、やわらかい香りがしました。

高地になればなるほど、エステル類が増えていくのでよい香りがしますし、精神面へのアプローチが強くなります。また、肌の細胞修復作用も高まります。

ラバンジンなどとは成分組成がだいぶ違いますが、これはこれで肉体面のケアに向くので、使い分けるとよいですね。

講座の途中から、蒸留中の独特の香りが部屋中に漂ってきました。
芋焼酎のような香りといったらよいでしょうか。ラベンダーの香りとはちょっと違います。


待ち時間は、あやみさんが作ってくれたくれたハイビスカスとローズヒップ
ゼリーをいただきました。


芳香蒸留水(フローラルウォーター)がとれました。
2時間ほどで計500ミリとれました。
本当は、紫色ではなく透明なのですが、量が多くてラベンダーが飛び出して、若干水中蒸留になってしまったので、
色がつきました。これも、きれいでいいですね。


ちゃんと2層に別れました。
下がフローラルウォーター、上が精油


精油も小瓶に分けてお持ち帰り。
嬉しいお土産。

全ての仕事を終えたラベンダーを鍋から取り出し、大きなビニールに移して、足を入れてラベンダー蒸しを体験。
いつまでも、足裏が温かかったです。
最後の最後までラベンダーの恵みを楽しみました。

来年は、北海道で介護+現地でのラベンダー蒸留会が実現するそうです。
すばらしい企画ですね。

今日は、ラベンダー効果で、みんな、なんとなく目が虚ろでした(笑)。

なくなり次第終了となりますが、サロンで採れたてのフローラルウォーターを使って日焼けケアのフェイシャルパックに使いたいと思います。