宮城でのボランティア

11月に入って、旦那の会社の活動でボランティアをしてに宮城に行きました。

七ヶ浜という海岸沿いの町。
ここは、ボランティアセンターが設立されていて、スタッフの方が常時いるので、毎日活動が行われてます。
全国から色々な企業の団体、個人で参加する人が集まり、朝、マッチングという作業が行われ、仕事の割り振りが行われています。

私たちは、民家のお掃除のお手伝い班となりました。
家本体はもうすっかりなくなり、土台だけになっていますが、敷地内はガラスや土嚢、瓦などが散乱して、燦燦たる状態。
みなで手分けをしてきれいにし、土だけの状態にしていきます。

晴れ空の下、スコップで埋もれているものを掘り出したり、仕分けをしたり、
くまの手で掃いたり、いい汗を流しました。
23度もあり、天候にはとても恵まれました。

前回のマッサージのボランティアとは違った体験でした。

被災地は、やはり地域によって復興スピードの差を感じます。
市内から離れると、広大な敷地に、行き場のない山積された大きな塊がむき出しになっています。
何とも言えない思いがしました。

家1件をきれいにするのに、20人以上で丸1日かかりました。
もっと周りに手をつけたい場所がたくさんありましたが、人手がまだまだ足りません。

多くのボランティアの力が必要なんだなと思いました。
小さなところからこつこつとですね!

ボランティアセンター本部。
ボランティアスタッフの寝泊りするテントもありました。
「本当にありがとうございます。」としか言葉がみつかりません。