関西スイーツ紀行2011(スイーツ編:京都)

今年も行ってきました。
毎年恒例の関西スイーツの旅。
今年は、京都のスイーツと街並みの探索もしたくて、スイーツ聖人の母と2泊3日で行ってきました。
早朝、新幹線から富士山がきれいに見えて、幸先のよいスタート!

まずは、京都のスイーツから。

『ミディ・アプレミディ』
津田陽子さんのお店。
タルトは、今まで食べた中でダントツNO1!
香ばしい焼き目の強いタルト生地に、炊き込んだ果物やナッツ、豆などの素材がベストマッチ。
フレッシュな果物は使っていないので、見た目は地味ですが、あえて中身で勝負しているところがよいですね。
どの種類も、タルトとの相性が抜群。津田さんのセンスが光ります。

おばあちゃまのタルトと、イチジクのタルトをチョイス。
この後、もう1件なければあと3つは食べたかったです。そのくらい後を引く美味しさ!

『オ・グルニエ・ドール』
西原金蔵さんのお店。店の名前は、西原さんの下の名前『金蔵』を意味するフランス語。
フランスの3つ星レストラン『アランシァペル』で製菓長を務めていました。
尊敬するパティシェの一人です。
ピラミッド型のケーキを日本に出したことでも有名で、一度食べてみたかったのです。

和栗のモンブランとピラミッド。

到着した日の夕方には完売していたので、翌日取り置きの注文をしてゲット。
そして、ここの焼菓子はお値段のわりに、クオリティがとっても高いです。
160円でフィナンシェやマドレーヌが買えるのはお財布にやさしいですね。
カフェは、最近改装されて、モダンな京都という感じでした。
ケーキは、2日通って4種類いただきましたが、どれも甘さが控えめで気に入りました。
和栗のモンブランは、新百合ヶ丘のリリエンベルグに少し似ています。
名物ピラミッドは、表面のチョコレートがグラサージュではなく、吹き付けているのでしょうか、
パリっとした食感を楽しむことができます。
タルトは、季節によってリンゴの種類が変わるようです。今回は紅玉でした。酸味がたまりませんね〜。
食べ比べてみたいなぁと思いました。生地はとても薄めです。
西原シェフのこだわりは、生ケーキのディスプレイの仕方からもうかがうことができます。
65歳の閉店が人生の目標といっているので、行ける時にたくさん通わなくては!

京都では、和のスイーツもいただきました。
清水寺の帰りは、祗園小石で一休憩。
ここの抹茶パフェが久しぶりに食べたくなって久々に注文。

見た目はとっても魅力的なのに、一口食べて、残念なことに、感動が昔ほどない・・・。
抹茶使用量が減ったのかな?口いっぱいに広がる抹茶の味を楽しむことができませんでした。
ここはもう、食べ収めにしよう。

美味しいコーヒーが飲みたくなって、京都の老舗コーヒー店イノダコーヒー』の本店に行きました。
レトロな感じが落ち着きます。
天気がよかったので中庭でコーヒータイム。
アラビアの真珠 をいただきました。
酸味も苦味もバランスがよくて美味しい。

今回行ったお店は、甘さがとても控え目でとても上品な印象を受けました。