石岡 礼見先生のお料理教室 【2012年3月】

3月のあやみさんのお料理教室は、エスビーの社員の方も参加され、9名で大盛況でした。
久しぶりにちゃぶ台登場です。
今月は、春を感じる食材を使ったヘルシー和食中心のメニューです。

★★★メニュー★★★

・土鍋で炊く鯛ご飯
・芯玉ねぎのスープ煮
・わけぎの玉子焼き
・アスパラガスのマスタードソース
・ヨーグルト ちょっと大人の苺ソースがけ

メインの鯛ご飯は、土鍋で炊きました。まず注意するのは、お米と水の量。
炊飯器の場合、1カップ=180cc ですが、土鍋のときは、1カップ=200ccでカウントします。
水の量は、かやくが入る場合は通常の1.5倍量となります。
そして、土鍋に米と調味料を入れて、昆布と鯛を置いてから、ポイントがありました。
混ぜたくなるところをぐっとこらえてそのままにします。

点火してからは、蒸らしまでいれて20分ほど。耳を澄ませてお米のはねる音を聞くのも楽しみのひとつ。


蓋を開ける瞬間、フワッと鯛の香りがしました。三つ葉と炒りごまの香りのコラボレーション。
うーん、いい香り。何ともいえませんね。

2品目は、新玉ねぎのスープ煮。
玉ねぎについて学びました。
黄玉ねぎ=天日干しされてから出荷される年中見かける玉ねぎ
白玉ねぎ=天日干しされないで出荷されるので、ジューシーで辛みが少ないのが特徴。通称新玉ねぎ。

時間がないときに覚えておきたい一品です。
新玉ねぎの甘さがつまった一品。15〜20分の煮込みであっという間に完成です。
お皿に盛ったときに、粗引きのブラックペッパーをかけて食べるのが通ですね。


新玉ねぎが行儀よく並んでかわいいですね。玉ねぎの甘い香りも食欲をそそります。

3品目は、わけぎの玉子焼き。
これは、韓国料理のチヂミ、ジョンの作り方に似ていました。わけぎを、フライパンの直径に合わせてカットし、
小麦粉を振って溶き玉子に絡めてから、焼きます。
ちなみに、わけぎとは、漢字で分葱と書き、葱と玉ねぎの掛け合わせで誕生した野菜です。
そして、葱でも地域性がでるようで、関西ではわけぎなど緑派優勢、関東は下の白いところだけ使う人が多く、白派優勢だそうです。面白いですね。
葱の緑の部分は、栄養価が高いので、チャーハンなどに使って食べるのが美味しく食べるこつだそうです。


わけぎの緑が映えますね。


途中で溶き卵をそっと注ぎながら形を整えていきます。


食べやすい大きさにカットしたら完成!韓国風の甘タレをたっぷりかけていただきます。

奥に見えるのは、いつも使っているエスビーさんの商品。本当に美味しくて使い勝手がよいものばかりです。
お土産のフォションのスパイスまでいただきました。
ありがとうございます!

クローズアップ!

アスパラガスのマスタードソースも、細めのアスパラを長めに茹でて上からソースをかけるだけでオシャレな一品に大変身。
あやみマジックです。こういうポイントはしっかり覚えなくちゃ。

今日は、おまけに根三つ葉の真砂和えもつきました。
たらこを散らす料理を真砂和えというそうです。根三つ葉は香り豊かで、鎮静、ストレス軽減、健胃、食欲アップ、デトックス作用などがあります。
出回る時期が短いので、見つけたら即ゲットです。


三つ葉の根っこもきんぴらにしていただきました。本当に、無駄なく使えて廃棄量も減ってエコでいいですね。

デザートは、ヨーグルトを水切りして、チーズ風に仕立てて苺ソースをかけていただきました。
カルダモンと苺の相性がよいというのは新発見。
美味しくて、軽くてどこに入ったかわかりませんでした。


みんなで持ち寄ったスイーツを載せて、デザートプレート作成。
和洋折衷。
あやみさんのフランス土産のカヌレに、シェフ特製のチーズケーキ、そして蕨もち。
クッキーもいただきました。
私にとって至福のときです(^^)。

いつもの仲間、久しぶりの再会、そして新しい出会いがあり、楽しいひと時を過ごしました。理恵先生からの素敵な飲み物を含め、たくさんの差入れありがとうございました。

4月は、20日(金)11:00〜
    21日(土)11:00〜  です。
春の山菜を使った天麩羅案が浮上中です。皆さん、ふるってご参加ください!