世界一周旅日記 【スペイン】
デイープなエジプトを脱出して、スペインマドリッドに到着。
モロッコへのフライトの乗り継ぎ地として1泊だけステイ。
そして、南米に行く経由地としても半日ステイ。
スペインは、マドリッド市内に限定して観光しました。
1泊ステイの時は、ガイドブックもないので、地下鉄の路線図を見て、日本と当てはめて、乗り継ぎが多い東京駅のような駅を探そうということになりました。この街が栄えていそうという旦那のするどい嗅覚を頼りにスタート。
地下鉄を降りた駅は、SOLという街。
地上に出ると、文明の香りがしました。
エジプトからやってくると、街がきれい!信号がある!車がクラクション鳴らさない!と、いちいち感動してしまいました。
そして、とても賑やかな場所で、観光地としても有名な場所でした。
見事ビンゴ!ここで降りて正解でした。
まずは、作戦会議!
充電しながらパソコンの使えるスタバで。
ドリンクなど何か買うと、45分だったかそのくらい使えるwi-fiのパスワードをくれます。
世界各国からの観光客も同じことを考えているようで、パソコンやガイドブックを広げたお客さんで溢れていました。
やっぱりスタバは落ち着く。
国が違っても勝手が一緒だからかな。
スパイダーマンを発見。
空飛べるのかしら(笑)。
2度目の乗り継ぎのときは、空港のインフォメーションカウンターを発見して、パンフレットをもとに美術館へ向かいました!
マドリッド市内には、たくさん美術館がありますが、空港からわりと近くてお勧めなのは、アタチャーという駅にあるプラド美術館とソフィア王妃芸術センターの二つ。
大きな荷物も預かってくれるので、手ぶらで鑑賞できます。プラドは広いので3時間はほしいですね。
スペインを代表するルーベンス、ゴヤ、ベラスケス、エル・グリコなどの作品が見られます。
ソフィア美術館のコレクション数はブラドほどではありませんが、1時間半でちょっと足りなかったです。
ここで見たかったものは、なんといってもピカソのゲルニカ。
高校生のとき、文化祭で劇をして、ゲルニカの絵を拡大して全員で書いた思い出の絵。その原画が見れたのです!
壁一面のゲルニカは、黒、灰色、白のモノトーンの強いタッチで描かれていました。悲痛な叫びが聞こえてきそうでした。
平和を訴えるシンボルとなっていますが、ピカソはどんな心境でこの絵を描いたのかなと考えながら見ました。
スペインの美術館は、閉館時間が21時というものもあり、午後からでも行けるのが気に入りました。
それから、偶然訪れた日は、どちらも無料の日でした。拝観料無料という日があるようです。
スペインの食卓から。
やっぱりイベリコ豚は美味しい。
これと赤ワインだけで満足してしまいそうになってしまう。
本場のパエリア。量が多くて食べきれないと思いきや、ちゃんと胃の中に納まりました。
イカスミのパエリア。絶品♪
ほんのひと時でしたが、癒されました〜。
次の行き先は、モロッコです。