世界一周旅日記 【トルコ編】

ケニアからロンドン経由でトルコに移動。
イスタンブールから、乗換えてカイセリに着くと、想像していなかった−20度の雪景色が待っていました。
一気に極寒の冬がやってきた。

泊まったのは、洞窟の中のホテル。
中に入ってしまうと、風もなくとても温かい。
昔からこの地の人々は、洞窟の中で生活をしていたので、設備は豪華になって雰囲気は変わっても、洞窟生活が体験できることが嬉しい(^^)。


洞窟の中はとても快適!


ここでの目的は、世界遺産カッパドキア
街中がこんな感じ。雪帽子をかぶっていますが、奇岩がいっぱいあります。
寒かったので今回はチョイスしませんでしたが、夏に、気球に乗って上空から奇岩を眺めるのもよいですね。


自然の作った芸術。
これらの奇岩は、溶岩(上の層)と火山灰(下の層)が重なりあって、長い年月をかけて雨・風・雪解け水で侵食されると、下のやわらかい火山灰の層の方がより削られて、キノコのような独特な形を形成するそうです。たしかに、しめじがいっぱい・・・。

世界遺産保有ならではの問題点もありました。
世界遺産に登録されると、自然の景観を守るため工場や高層ビルも建てられず、街の発展を望むことが難しくなってしまい、人口3,000人の小さな村では、若手の就職先も少なく、街を出る人が増えているのが問題になっていると、ガイドさんが教えてくれました。


トルコの食卓から。これは、朝食。
パン、オリーブ、イチジク、ヨーグルト、シンプルイズベスト。
どこのホテルでも、だいたい同じ内容でした。イチジクの本場とあって、イチジクには不自由しませんね。
飲み物は、トルキッシュティーという紅茶を飲みます!
砂糖を山盛り入れて、これでもか・・・というくらい地元の方は甘くして飲んでいました。

イスタンブールに戻り、市内観光。
親日派というイメージ通り、道行く人からたくさん声を掛けられました。
山本山!』(だいぶ古いぞ・・・。)

市内をゆっくり歩いていると、イスラム教の建物にたくさん出合います。


まず訪れたのは、世界遺産のトプカピ宮殿。これは入口。


中に入ると、美しいイスラム文化に触れることができます。
トプカピ宮殿は、当時のイスラム教の繁栄をそのまま残しています。
スルタンが保有したエメラルドを散りばめた短剣など、見ごたえのある物が数多く展示されています。


こちらは、ブルーモスクの名で有名な、スルタン・アメフットジャーミィー。
夜はひときわ綺麗でした。
モスクの中に入る時は、靴を抜ぎます。スカーフの貸し出しもあり、女性は頭や顔を隠していました。


バザール!
色とりどりに並べられていてきれいでした。
空いている午前中がおすすめ。見るだけで楽しかったなぁ。

次の訪問先は、エジプトです!