戻りました!世界一周旅日記 ⇒まずは、【ケニア編】

世界一周から戻ってきました。
旅行中、FACEBOOKで連絡を下さった皆さま、ありがとうございました!一緒に素敵な時間を共有できて嬉しかったです。
さて、40日間の旅行についてご報告をしたいと思うのですが、国別にアップしていきたいと思います。

まずは、ケニアから。

ケニア

日本からロンドン経由でナイロビに入る。
お迎えの言葉は、ジャンボ!スワヒリ語でようこそ、こんにちは!歓迎の言葉だ。ちょっとハワイのアロハ!と似ていると思った。
公用語は英語。みな、スワヒロ語と公用語を起用に使い分けている。

ケニアの目的は、サファリで野生動物に会うこと。
サファリのあるマサイマラに行く前に、世界で2番目に治安が悪いというナイロビに1泊しなければならず、緊張感が走る。
ホテルのセキュリティーは厳重で、入口には危険物持ち込みをさせないように荷物とボディのチェックが欠かせない。
ナイロビ市内は、絶対に夜は出歩かないで下さいと言われた。

うーん・・・、サファリとはかなりかけ離れたイメージ。

でも、日中のナイロビ市内は、人も多くそのような雰囲気はない。
スーツを着たビジネスマン達が忙しそうに街を行き交う。
街自体も大都市なので高層ビルも多く、活気がある。国会議事堂、裁判所、高級ホテル、博物館もある。いわゆる普通の都市なのだ。
日中と夜の治安がそうも違うのかと驚いた。
ガイドブックは、少し現状をオーバーに書いているかもしれない。
実際にその地に足を運んで、自分の目で見て確かめることが、先入観を持たないためにとても大切だと思う。

サファリへの道のりは、遠い。
途中、高台から見た大地溝帯。自然が作った、広くて大きなマンホールだ。

車を5時間程走らせてマサイマラ特別保護区に到着する。最後2時間くらいは、振動で身体が浮くほどの悪路。
でも、そんな道も楽しい。誰が道路に穴掘ったの?と笑いたくなった。

この保護区の中で動物たちは自由に暮らしている。
言い換えるとこの中にしか動物たちはいない。
人間の住む地区と完全に住み分けしないと、もう動物たちは生き残れないのだ。

ガイド歴10年のジョンさんが、野生の勘を働かせて次々と草むらに隠れている動物を発見してくれる。
その恐るべき感覚は見事だった。そして、私たちには双眼鏡がないと見えない遠い動物も、よく見つけてくれた。


草食動物パラダイスを発見!
いつ現れるかわからない肉食動物を恐れ、群れで動くことが多い。


肉食動物はなかなか会えないので、会えてとてもラッキー。
ライオンのメス。


ライオンに近づいてみました。ライオンは人間は襲わないよと説明を受ける。
でも、正直怖くて息を潜めて見学。
りりしい姿ですね。


象にも会いました。


この動物何かわかりますか?
正解は、サイです!


ケニアの2010年にオープンした、アシニール キャンプでの食事。
ここはまた行きたい場所。とにかく食事が美味しい。
野菜、ハーブ、スパイスをふんだんに使った料理が好きな量だけ食べられます。。


そして、宿泊場所がかわいい。独立型のロッジなのでとてものんびり過ごせます。
ベランダのバルコニーのビッグソファもポイント高いです。
蚊帳付ベッドは初めてでしたが、装飾としてではなくて、本当にここでは必要なんだと感じました。
水道、電気もちゃんと通っています。
トイレも水洗ですよ。

宿泊者は、欧米人しかいませんでしたが、彼らは基本半袖半ズボン。マラリアなどの蚊を気にしている気配が全くなく、
暑いのに、長袖長ズボンで過ごし、蚊取線香を移動中も持ち歩いている私たちとのギャップには驚いた。
ガイドさんいわく、蚊はたくさんいるけど、マラリアはほとんどいないとのこと。
私たちは、日焼け止めに加え、強力な虫除けクリームも塗り、腕には持ち歩けるベープも付けていた。
ちょっと警戒しすぎかもしれないと思ったけど、旅の最初に何かあっては困るので、ここは珍しく慎重に行動してみました。



夜に、マサイ族が登場。迫力あります。


朝日を見ながらモーニングサファリ。こんな清々しい朝があるんだ!
全身に太陽の光を受けました。


ナイロビ市内にも見所はたくさんあって、旧コーヒー園にある、TAMANNBOのガーデンはお勧め。
魚介のエキスがたっぷり入ったカレーが美味しいです。緑に囲まれてオープンテラスでゆっくりランチをするのは、とても気持ちがいいです。
ここからすぐ近くの、ケニアで初めてコーヒー豆の輸出に成功した、デンマーク紙幣にもなっている女性、カリン・ブリクセンの博物館も素敵です。
旅をすると、知らなかったその土地のことをたくさん吸収できるので嬉しいです。
愛と哀しみの果てに』という映画にもなっています。

ケニアを堪能して、次はトルコに入ります。