『GREENROOM FESTIVAL’11』

5月21日〜22日にかけて、横浜赤レンガ倉庫で音楽・アート・フィルムの祭典『GREENROOM FESTIVAL’11』が開催されました。

2日目に参加したのですが、ご近所のフェスだったので、ベイクォーターからシーバスに乗って行くことにしました。乗船したその瞬間、いきなりザーっと叩きつけるような大粒の雨が降ってきました。

「おおぉ!!。きたきたぁ。」

周りの人の憂鬱そうな表情を裏腹に、ニコニコしながら船の中でオレンジのレインブレーカーの上下を着始めました。
もう、この突然の変身は慣れたもんです。
何年もライブに行っていると、雨もすっかりお友達です。
台風のときもありました。
会場内は傘がさせないので、カッパを着たカッパーズにたくさん遭遇します。カラフルでなかなかきれいです。

お目当ては、Caravan 。
ストレートな気持ちを歌う彼の歌声は、心にしみます。
詩とメロディがとにかく好きで、何回聴いたかわかりません。
いつも、最高にピースフルな時間を約束してくれます。

私が好きなワンフレーズ

 『イメージは、ダメージを超える魔法』
 
失敗した時、いつもこの言葉を信じて自分に語りかけてきました。

今月は、心の支えとなってきた二人のアーティストに会うことができて、本当によい時間が過ごせました。

GREENROOM FESTIVALは、規模が小さいフェスなので、アーティストをより身近に感じることができるのがよいところだと思います。

ただ、一つだけ、思ったこと。

FILM「Modernist Basque Surfing」スライドショーの前に、CaravanとPAPER SKY編集長ルーカスを迎えてトークイベントが行われたのですが、このイベントの趣旨は、映画の舞台となった、フランスとスペインの国境にある、小さな国バスク地方の紹介でした。

Caravanがゲストだったので、上映会場には多くの観客が集まったのですが、上映後に、Caravanにサインを求める人たちの輪が出きていて、主役は何だかそっちのけ。Caravanも困惑した表情。

マナーが悪いなぁと思いました。
自分だけよかったらいいのかな・・・。
何だか切ない光景でした。

自己中心的な人間にならないように気をつけなくちゃ、と思いました。