石岡 礼見先生の料理教室 【2012年 5月】

5月の料理教室は、4月に引き続き春を楽しむ和食でした。
この時期ならではの春野菜が登場して、みな春の食材を満喫しました。
今回は、友人の男性も参加してくれました!

★★★メニュー★★★

・たけのこご飯
・春野菜の天麩羅
・かき玉汁
・キャロットゼリー

生の筍は、まず1〜2時間ほど下茹でします。
アクが強くならないようにと、あやみさんは、前日に下処理をしてくださいました。
帰って、自分でもできるようにと、ぬかを使った下茹での方法を習いました。

掘りたては、生で食べられるほど美味しいですが、その瞬間からアクがどんどん強くなっていくので、
どうしても下茹でのアク抜きが必要なのだそうです。
筍は鮮度が命!
このことをしっかり覚えました。


小分けにして、水を毎日入れ替えて冷蔵庫で保存すれば、1ヶ月くらいもつので、
時間があるときに一度にたくさん下茹でしておくと便利ですね。

油揚げなども美味しくできますが、筍と鶏肉の相性は抜群によいです。よりコクがでます。
炊飯器で簡単に炊けました。

春野菜の天麩羅は、今回は、蕗のとう、みょうが、新人参。そして、野ゼリが手に入ったということで
櫻海老とかき揚を作りました。
春の野菜は、抗酸化作用とデトックス作用が強いので、是非積極的にとりたいものです。

天麩羅の衣を作る際のポイントは、小麦粉のグルテンを出さないように冷水を使うこと。
衣に氷を入れておくと、落ち着いて作業できます。

蕗のとうは、お花のように開いて揚げると美しくできます。


表サイド。向日葵みたいでかわいい。


裏サイド。両面しっかり揚げます。


野ぜりと桜海老かき揚げ。鮮やかなグリーンが春を思わせますね。

かき玉汁は、ふんわり卵を泳がせるのがポイント。
先に片栗粉でとろみをつけてから卵を流し入れることによって、均一になります。
温め直しがきかないので、作りおきには向かないです。
久しぶりに、だしのとり方も復習しました。


本日の一人前。春野菜の定食ができましたー。
ボリューム満点で嬉しいです。

デザートのキャロットゼリー。あやみさん一押しのこのゼリーは、新人参を使った色鮮やかなもの。
オレンジジュースとレモン汁を入れた美しい色にうっとり。
ビタミンカラーは、元気になりますね!
これは、夏のサロンのメニューに是非取り入れたいです。
お肌もきれいになりそう♪


とても爽やかな味です。軽いので、何個でも食べられそうです。


キャロットゼリー担当を任命され、人参と向き合う隼くん。
ものすごい手先が器用であやみ先生から大絶賛!お見事!!
料理できる男性って素敵ですね。

次回は、5月21日(月)、26日(土)です。
いずれも時間は11時〜で、あやみさん宅です。
参加は、仕入れ材料によって3,500円〜4,000円。
ご都合がつく方、是非ご参加ください(^^)。
次回は、久しぶりに洋食です。