石岡礼見先生の料理教室 【2012年9月】

9月は、久しぶりに和食を作りました。
やっぱり和食って特別に美味しい。
秋の素材がでてきましたよ。

★★★メニュー★★★
・秋刀魚の梅酒煮
・蓮根と海老のはさみ揚げ
・きのこご飯
・椎茸と三つ葉のかきたま汁
・イチジクの赤ワイン煮


本日の食材たち。迫力あります。
写真を提供してくれたまりさんに感謝!

出汁をひくのが初めての方がいたので、今日は黄金の出汁作りから
スタート。

なんて美しい色なんだろう。

秋の旬といえば、秋刀魚!
新鮮な秋刀魚の選び方を教わりました。
・口ばしが黄色いもの
・青いウロコがついているもの
・目が澄んでいること
・肛門が締まっていて、汚物が出ていないもの

そして、秋刀魚は栄養価が豊富なので、たくさん食べたいですね。
不飽和脂肪酸(DHAとEPA)が豊富なので、血中コレステロールを下げる
・ビタミンAが豊富なので、粘膜や皮膚を強くする
・血合いの多いところは、鉄分豊富
いいことづくしですよ〜。

見るからに美味しそう。
クッキングシートを敷いて煮ると、皮がはがれなくて美しい仕上がりになります。

きのこご飯は、しめじと椎茸を使用。
キノコ類には、レクチンが豊富で、免疫を活性させるので、癌予防によいそうです。
しめじ=湿地と書くのは勉強になりました。
やくみご飯のときの注意点は、やくみを入れてから混ぜないこと。
つい混ぜたくなるのですが、そこをぐっと我慢です。

蓮根と海老のはさみ揚げは、海老あんを作ってから、蓮根でサンドイッチにします。
お菓子みたいでかわいかったな。片栗粉でしっかり海老あんと蓮根を付着させます。



じゃん、完成!!

デザートは、みんなの差し入れでプレートを作りました。

イチジクの赤ワイン煮は私、大好物です。
赤ワインでダブルポリフェノールです。抗酸化作用でアンチエイジングにぴったりの食材でした。
そこにアイスを乗せて、ご機嫌な顔でみんな食べました。
10月のプチスイーツはこれにしようっと。

次回はのお知らせ。
10月26日(金)、27日(土)
 11:00〜 @自由が丘のあやみさん宅で開催されます。

忘年会の日程が決まりました!
12月7日(金)の18時〜です。
詳細は、また別途ご連絡します。予定空けておいてくださいね。

石岡 礼見先生の料理教室 【2012年8月】

8月の料理教室は、総勢10名参加で第2弾のサマーパーティーとなりました。
恩師の先生も駆けつけてくれて盛り上がりました。
スパイスを調合するチキンカレーを作りました!

★★★メニュー★★★
・スパイス香るチキンカレー
・じゃがいもとグリーンピースの炒め物サモサ風
・きゅうりとコーンのライタ
・ふるふるジンジャーゼリー

カレーに、大きく分けて2種類あって、私たちがいつも食べている黄色いカレーは、欧風カレーで、イギリスのカレー。
小麦粉やカレーパウダーを使います。
今回作ったのは、インド地方の南側のカレー。インドでも、北と南では全く別物ということを習いました。
北インドは、寒いので生クリームやバターが多い。こくがあってこってり系。
主食も小麦でナンを付け合せで食べる。
一方、南インドは、暑いのでトマトベースでさっぱりした仕上げになります。
主食はお米です。
今回は、南インドなので、ターメリックライスでいただきました。


場所を地球儀で確認。


スパイス・ハーブ好きが集まっているので、先生の話には、みんな興味津々。
食の旅をしているような気分になります。
スパイス・ハーブ検定のテキストも出てきて、熱く語ってしまう場面も。
楽しく勉強できるのっていいですよね。


みんなで、じゃがいもとグリーンピースの炒め物を春巻きの皮に包んでいる場面。
平和〜。


初めてのみじん切りに挑戦。
あやみさんが、丁寧にご指導中。
ほほえましい雰囲気に思わずシャッターを押してしまいました。
料理ができる男性育成にも、あやみさんは燃えます!

さぁ、完成。乾杯!

サマーパーティーの幕開け。


差入れでドンペリ入りました〜!
1985年のヴィンテージものを、いただきました。まりさん、ありがとう!


カレーは、本当に香りだけで食欲がわいてきます。
骨付きチキンのダシがきいた奥深い味わい。
トマトが入っているので辛みは強くありません。美味しい!!
コリアンダーがよいアクセントに。


きれいに包んで揚げたてをいただきました。
芳子先生が、朝、畑で採れたてのお野菜をたくさん差し入れして
くださいました。きゅうりも1本1本が太くて立派。
みずみずしくて美味しかったです。


ヨーグルトのライタ。ライタとは、食事の時に食べるヨーグルトサラダのこと。甘くない塩味のヨーグルトです。
インドらしい一品。冷やしていただきます。


デザートは、さっぱり口直しにもよいジンジャーゼリー。
このジンジャーゼリーは、大好き。本当に何個でもいける。


そして、理恵先生差し入れのシュークリーム。
桃を挟んで豪華になりました。とっても美味しかった。
マーロウのプリンも食べて、一体どれだけ食べたのでしょう(笑)。
でも甘いものは別腹。
エネルギースポットでパワーチャージをして、ものすごくみんなから力をもらいました。

そして、私は夜、元気に南相馬へ旅立っていくのでした。

来月は、9月28日(金)11:00〜(@あやみさん宅)
      29日(土)11:00〜(@あやみさん宅)

久しぶりに和食ですよ。

石岡 礼見先生の料理教室 【2012年7月】

今月のお料理教室は、なんと始まって以来始めての総勢9名でのレッスン。
酸素が薄くなることが懸念されましたが、皆、元気に最後まで過ごせました。
今回は、サマーパーティーも兼ねていて、みんな、思い思いのものを持ち寄っってテーブルを華やかに演出。
準備もはかどりました。

そして、久しぶりに男性の参加!

★★★メニュー★★★
・3種のカナッペ
・パエリア
・チキンの香草焼き
・ズッキーニのファルシ
・エルダーフラワーとぶどうのゼリー

まずは、メニューを見ながら説明を受けます。

人数が多いので、いつもより大きな輪です。

今日のメインの食材は、パエリア。
お米とオレンジの産地、スペインのバレンシアが発祥の地と言われています。
イスラム教徒の間で作られていたのが起源。
もともとは、サフランをスペインに伝えたアラブ人の料理なのです。


久しぶりに地球儀登場で、バレンシアの場所を確認。

そして、パエリアに欠かせない食材が、サフラン
インド産とモロッコ産のサフランを比較しながら、みんなで観察。

サフランは、1g=1,000円もする高級スパイス。1㎏=50万本のメシベが必要なのです!!
クロッカスのお花で、めしべが3つに分かれている状態が理想。
これがとても難易度が高い作業なのだそうです。
女性の生殖器系のトラブルや更年期障害、また鬱状態の時にハーブティーとして飲むと有効なスパイスです。
日本には、江戸時代に薬として伝えらえ、使われていたそうです。

ちなみに、料理では、ブイヤベース、サフランライスがポピュラーな使い方です。


抽出液の色は、卵の黄身のような濃い黄色をしています。


こちらは、おつまみのカナッベ製作組。
公民館での集まりのような、ほのぼのとした雰囲気(笑)。


完成レベル高し!カナッペ3種。


こちらは、ズッキーニのファルシ(詰め物)。ピーマンではないところがポイントです。

ここまで完成したところで、お腹のすき具合もピークに達して、まずカナッペからいただくことに。


ビール、ワイン、自家製黒糖梅シロップ、自家製ジンジャエールと、飲みたいものがたくさんありすぎてどこから手をつけようか正直悩みましたが、まずは暑気払いということもあり、ビールで乾杯しました


お腹が少し満たされたところで、メインのパエリアの製作に戻ります。
サフランスープを入れて、鍋底に焦げ目がつかないように混ぜていきます。


お料理上手なまりさんを囲んで。あやみさんのご指導のもと、みんなでパエリアの完成を見守っています。
そして、ついにパエリアが完成して大歓声!!(ダジャレ・・・)


魚介もお肉も入ったなんて贅沢な一品でしょう。


しかし、これはまだまだ前菜です。
このあとメインのチキンをいただきました。ハーブの香りがまた食欲をそそるのです。
みんな、食べっぷりがよくて、気持ちがよいです。
どれもこれも美味しすぎて困ります。


ボリューム満点のチキン!
フライパンで皮目をしっかり焼いて焦げ目をついてから、最後、オーブンでカリっと焼き上げます。

デザートは、みんなの持ち寄りでプレート作り。
いつも差し入れがスイーツに集中してしまうので、大半の方が、あえて違うものを持ってきていました。
なので、スイーツを持ってきてくれた方に拍手喝采


こんな賑やかな盛り合わせになりました(^^)。
あやみさんからいただいた、菊の御紋のクッキーにはびっくりしました。


じゃん。持つだけでなぜかドキドキしました。

次回は、8月24日(金)、25日(土)の11:00〜です。
皆さん、ふるってご参加くださいね。
夏の暑さを、スパイスカレーを作って、食べて吹き飛ばしますよ!

石岡 礼見先生の料理教室 【2012年6月】

今月は、なんとアフリカ料理に挑戦。北アフリカアルジェリア料理を作りました。
あやみさんは、以前、商社でアフリカの管轄部門にいたので、アフリカのことにとっても詳しいのです!
スパイスとハーブをたっぷり使った体が喜ぶメニューでした。

★★★メニュー★★★
・クスクス
・ツナのブリック
・爽やかパイナップル
  〜ミントシュガーがけ〜

まずは、北アフリカマグレブ地方を地球儀で確認。ヨーロッパとの密接な関係を知りました。地理的にも近いです。貿易や占領という歴史の中で、アフリカを行き来した移民たちによって、アフリカの食材は徐々にヨーロッパに伝わっていきました。
ですから、今でも、フランスでクスクスを使ったサラダなどがとてもポピュラーで、普通に店頭に並んでいるのです。


久しぶりに地球儀登場。わかりやすいですね。

そして、使う食材の説明。

食材が豊富です。
ビタミンカラーが多く、食べる前から元気をもらいました。

次に、大切な二つの食材の説明。
クスクスは、煮込み料理としての名前と食材としてのクスクスと、捉え方が2通りあるそうです。特にフランスなどで食材として区別するときに、スムールと呼ぶこともあります。デュラムセモリナ粉を細かくしたものです。

そして、今回探すのが大変だった、アフリカ料理の調味料、Harissa(アリッサ)です。唐辛子がメインの真っ赤なペースト。ペッパー、ソルト、タマリンドが入っています。
クルクスにもブリックにも、いただくときにちょっと添えると、味がグンとアフリカンになります。


紀伊国屋に売っています!

そして、作ったのはこちら2品。
ツナのブリックは、難易度がとっても高いと事前に言われ、みんなドキドキ・・・。
本場は、丸型の皮を使うそうですが、春巻きの皮で代用。
中に、玉ねぎ、トマト、じゃがいも、ケイパー、ツナ、イタリアンパセリが入っていて、味付けは、シンプルに塩コショウ。
それを、春巻きの皮の上に置いて、土手を作って卵を流し込みます。


時間が経つと水分が皮に浸透してくるので、時間との勝負!

これを、パタンと二つに折りたたんで、すばやく油で揚げます。


エクストラバージンオリーブオイルの海の中で揚げられる、何とも贅沢な一品。


表に色がついてきたら、三角の頂点だけを持ってひっくり返します。
中の生卵が半熟であることが必須。うーん、この見極めが実に難しい。


これが完成版!トロッと中から飛び出した卵がたまりません・・・。
出来立てが一番美味しいということで、今日は作った順に食べます。
テーブルで時間差で美味しい!!の歓声の嵐。みんな奇跡的に成功。
ガレットのような食感です。これはおもてなしにいい一品です。

そして、メインのクスクス。
本場では、ラムか鶏肉ということですが、今回は鶏肉で作りました。
骨付きはだしが出て美味しいですよ。
スパイスは、本来は、ラセラヌという本場のスパイスを使います。
今回は、クミンがスタータースパイスとなり、日本でも手軽に手に入るシナモンスティック、チリパウダー、コリアンダーパウダーなどをチョイス。
ブイヨンでふやかしたクスクスと一緒にいただきます。


これが、全体像。


クローズアップ。絶品でした♪

デザートは、本日はさっぱり。

パイナップルをダイナミックにカットして、スペアミントをすり潰して、きび砂糖とあえていただきました。
ハアイのお土産のビックアイランドのクッキーとコナコーヒーでまた至福の時♪
パリのジェラール・ミュロ本店にしかないという貴重なナッツのチョコレートがけもいただき、更にご機嫌になりました。

本当に楽しい時間で、また明日への活力がわきました。

来月は、7月27日(金)、28日(土)の11:00〜(@あやみさんのご自宅)です。
ご都合がつく方、ふるってご参加ください。
来月は、パエリアなので、大勢集まってわいわいやりたいですね。
インドで買ってきたサフラン持参します。

石岡 礼見先生の料理教室 【2012年5月】

今月は、ハーブを使った抗酸化作用抜群のメニューを作りました。
まるでハーブ園に来たかのような、よい香りに包まれて料理開始。


★★★メニュー★★★
・フレッシュハーブたっぷりのハンバーグ
・フィーヌゼルブ入り玉子焼き
・春にんじんの爽やかサラダ
・グレープフルーツゼリー ローズマリー風味

まずは、本日使ったハーブをご紹介。


左上:チャイブ(仏:シブレット)、ローズマリー
右上:セージ、タラゴン、タイム
 下:イタリアンパセリ、チャービル(仏:セルフィーユ)
これらのハーブには、ベータカロチン、ビタミンC、カルシウム、ミネラル、鉄分が入っています。
また、消化促進にもよいです。
タラゴンは、女性に嬉しいハーブ。月経痛、生理不順、デトックス、脂肪分消化促進などに効果があります。
ただし、女性ホルモンや生殖器系に働きかけるといわれているので、量だけ気をつけたいですね。でも、
濃縮された精油ではないので、そこまで神経質にならなくても大丈夫そうです。

ハンバーグのたねには、セージ、タイム、イタリアンパセリを使用。
松の実も入れました。つなぎには、パン粉の代わりにオートミールを入れました。
材料を混ぜて、こねて、丸めて焼くだけのシンプルな工程なのに、ハーブを入れたせいで、
普段食べているハンバーグとは全く違うものができました。ハーブの香りがたまりません。

本日、あやみさんが主役をつとめるのは、ハンバーグよりこちら!と、教えてくれたのは、
フィーヌゼルブ(仏語で、繊細なハーブの意味)入りの玉子焼き。フレッシュハーブの、
タラゴン、チャイブ、チャービル、イタリアンパセリを使用。いずれも生で食べることが多いハーブです。
これを生地に混ぜ込んで焼きます。色鮮やかで食欲をそそります。


仕上げに、トマトとイタリアンパセリを散らしました。かわいい!

春大好評の新人参のサラダも今回で最後になりそうです。
お店に出回るのは、5月末くらいで終了。
今回は、松の実を入れました。

真ん中が新人参のサラダ。ビタミンカラーは、食べる前から元気になります。

これが、本日のお一人様ランチプレート。

ハンバーグに、トマトソースをかけて食べました。絶品♪
玉子焼きは、本当に美味しくて、みんなすぐおかわりしました。
バゲットとの相性抜群。少しとろけるぐらいゆるめにするのが、美味しさの秘訣でした。
北海道産のアスパラガスもいただいちゃいました。

デザートは、美肌効果が期待できるグレープフルーツの果肉たっぷりのゼリー。
ちょっとゆるめになってしまいましたが、何とか固まってホッとしました。

みんなが持ち寄ったお菓子をほうばって幸せなひと時。
それぞれ得意分野があって、お話聞いているだけでワクワクしてしまいました。
そして、また素敵な仲間ができました(^^)。

次回は、6月15日(金)11:00〜
       16日(土)11:00〜 開催です。

ふるってご参加ください♪

石岡 礼見先生の料理教室 【2012年 5月】

5月の料理教室は、4月に引き続き春を楽しむ和食でした。
この時期ならではの春野菜が登場して、みな春の食材を満喫しました。
今回は、友人の男性も参加してくれました!

★★★メニュー★★★

・たけのこご飯
・春野菜の天麩羅
・かき玉汁
・キャロットゼリー

生の筍は、まず1〜2時間ほど下茹でします。
アクが強くならないようにと、あやみさんは、前日に下処理をしてくださいました。
帰って、自分でもできるようにと、ぬかを使った下茹での方法を習いました。

掘りたては、生で食べられるほど美味しいですが、その瞬間からアクがどんどん強くなっていくので、
どうしても下茹でのアク抜きが必要なのだそうです。
筍は鮮度が命!
このことをしっかり覚えました。


小分けにして、水を毎日入れ替えて冷蔵庫で保存すれば、1ヶ月くらいもつので、
時間があるときに一度にたくさん下茹でしておくと便利ですね。

油揚げなども美味しくできますが、筍と鶏肉の相性は抜群によいです。よりコクがでます。
炊飯器で簡単に炊けました。

春野菜の天麩羅は、今回は、蕗のとう、みょうが、新人参。そして、野ゼリが手に入ったということで
櫻海老とかき揚を作りました。
春の野菜は、抗酸化作用とデトックス作用が強いので、是非積極的にとりたいものです。

天麩羅の衣を作る際のポイントは、小麦粉のグルテンを出さないように冷水を使うこと。
衣に氷を入れておくと、落ち着いて作業できます。

蕗のとうは、お花のように開いて揚げると美しくできます。


表サイド。向日葵みたいでかわいい。


裏サイド。両面しっかり揚げます。


野ぜりと桜海老かき揚げ。鮮やかなグリーンが春を思わせますね。

かき玉汁は、ふんわり卵を泳がせるのがポイント。
先に片栗粉でとろみをつけてから卵を流し入れることによって、均一になります。
温め直しがきかないので、作りおきには向かないです。
久しぶりに、だしのとり方も復習しました。


本日の一人前。春野菜の定食ができましたー。
ボリューム満点で嬉しいです。

デザートのキャロットゼリー。あやみさん一押しのこのゼリーは、新人参を使った色鮮やかなもの。
オレンジジュースとレモン汁を入れた美しい色にうっとり。
ビタミンカラーは、元気になりますね!
これは、夏のサロンのメニューに是非取り入れたいです。
お肌もきれいになりそう♪


とても爽やかな味です。軽いので、何個でも食べられそうです。


キャロットゼリー担当を任命され、人参と向き合う隼くん。
ものすごい手先が器用であやみ先生から大絶賛!お見事!!
料理できる男性って素敵ですね。

次回は、5月21日(月)、26日(土)です。
いずれも時間は11時〜で、あやみさん宅です。
参加は、仕入れ材料によって3,500円〜4,000円。
ご都合がつく方、是非ご参加ください(^^)。
次回は、久しぶりに洋食です。

石岡 礼見先生のお料理教室 【2012年3月】

3月のあやみさんのお料理教室は、エスビーの社員の方も参加され、9名で大盛況でした。
久しぶりにちゃぶ台登場です。
今月は、春を感じる食材を使ったヘルシー和食中心のメニューです。

★★★メニュー★★★

・土鍋で炊く鯛ご飯
・芯玉ねぎのスープ煮
・わけぎの玉子焼き
・アスパラガスのマスタードソース
・ヨーグルト ちょっと大人の苺ソースがけ

メインの鯛ご飯は、土鍋で炊きました。まず注意するのは、お米と水の量。
炊飯器の場合、1カップ=180cc ですが、土鍋のときは、1カップ=200ccでカウントします。
水の量は、かやくが入る場合は通常の1.5倍量となります。
そして、土鍋に米と調味料を入れて、昆布と鯛を置いてから、ポイントがありました。
混ぜたくなるところをぐっとこらえてそのままにします。

点火してからは、蒸らしまでいれて20分ほど。耳を澄ませてお米のはねる音を聞くのも楽しみのひとつ。


蓋を開ける瞬間、フワッと鯛の香りがしました。三つ葉と炒りごまの香りのコラボレーション。
うーん、いい香り。何ともいえませんね。

2品目は、新玉ねぎのスープ煮。
玉ねぎについて学びました。
黄玉ねぎ=天日干しされてから出荷される年中見かける玉ねぎ
白玉ねぎ=天日干しされないで出荷されるので、ジューシーで辛みが少ないのが特徴。通称新玉ねぎ。

時間がないときに覚えておきたい一品です。
新玉ねぎの甘さがつまった一品。15〜20分の煮込みであっという間に完成です。
お皿に盛ったときに、粗引きのブラックペッパーをかけて食べるのが通ですね。


新玉ねぎが行儀よく並んでかわいいですね。玉ねぎの甘い香りも食欲をそそります。

3品目は、わけぎの玉子焼き。
これは、韓国料理のチヂミ、ジョンの作り方に似ていました。わけぎを、フライパンの直径に合わせてカットし、
小麦粉を振って溶き玉子に絡めてから、焼きます。
ちなみに、わけぎとは、漢字で分葱と書き、葱と玉ねぎの掛け合わせで誕生した野菜です。
そして、葱でも地域性がでるようで、関西ではわけぎなど緑派優勢、関東は下の白いところだけ使う人が多く、白派優勢だそうです。面白いですね。
葱の緑の部分は、栄養価が高いので、チャーハンなどに使って食べるのが美味しく食べるこつだそうです。


わけぎの緑が映えますね。


途中で溶き卵をそっと注ぎながら形を整えていきます。


食べやすい大きさにカットしたら完成!韓国風の甘タレをたっぷりかけていただきます。

奥に見えるのは、いつも使っているエスビーさんの商品。本当に美味しくて使い勝手がよいものばかりです。
お土産のフォションのスパイスまでいただきました。
ありがとうございます!

クローズアップ!

アスパラガスのマスタードソースも、細めのアスパラを長めに茹でて上からソースをかけるだけでオシャレな一品に大変身。
あやみマジックです。こういうポイントはしっかり覚えなくちゃ。

今日は、おまけに根三つ葉の真砂和えもつきました。
たらこを散らす料理を真砂和えというそうです。根三つ葉は香り豊かで、鎮静、ストレス軽減、健胃、食欲アップ、デトックス作用などがあります。
出回る時期が短いので、見つけたら即ゲットです。


三つ葉の根っこもきんぴらにしていただきました。本当に、無駄なく使えて廃棄量も減ってエコでいいですね。

デザートは、ヨーグルトを水切りして、チーズ風に仕立てて苺ソースをかけていただきました。
カルダモンと苺の相性がよいというのは新発見。
美味しくて、軽くてどこに入ったかわかりませんでした。


みんなで持ち寄ったスイーツを載せて、デザートプレート作成。
和洋折衷。
あやみさんのフランス土産のカヌレに、シェフ特製のチーズケーキ、そして蕨もち。
クッキーもいただきました。
私にとって至福のときです(^^)。

いつもの仲間、久しぶりの再会、そして新しい出会いがあり、楽しいひと時を過ごしました。理恵先生からの素敵な飲み物を含め、たくさんの差入れありがとうございました。

4月は、20日(金)11:00〜
    21日(土)11:00〜  です。
春の山菜を使った天麩羅案が浮上中です。皆さん、ふるってご参加ください!