「しあわせっけん」作り

いつも、お世話になっている、ゆみちゃんの石鹸作りのレッスンに行ってきました。
サロンの復興支援用に作ってもらった「しあわせっけん」を、今度は自分で作ってみることに。
目標は、あの芸術的な波紋をちょっとでも作る!です。

まずは、腹ごしらえ。

美味しいそばご膳をいただいて、おやつをたくさん買い込んで、石鹸作り開始。

コールドプレス法で作る石鹸は、簡単にいうと、油脂分と苛性ソーダを混ぜて、熱反応だけで鹸化反応を起こさせて、石鹸(脂肪酸ナトリウム)にする方法。
石鹸素地を加熱して冷やし固めるM&Mソープより、作り方がかなり複雑です。

まずは、オイルを計量。

今回は、贅沢に、椿油、米油、ココナッツオイル、パームオイル、ひましオイルをブレンド


ブレンドしたオイルを温めます。


劇薬の苛性ソーダを使うので、ゴーグルとマスクは必須です。
ソーダ水を作る時は、危険なので必ず換気もします。

ドクロマークまでついている・・・。怖いね。


ソーダ水が冷えて、オイルに加えたら、ひたすら20分かき混ぜる。
だんだん色が茶色くなってきて、キャラメル色に。
トレースが思いのほか早くでてきたので、すぐ波紋作りに入ります。
心の準備が・・・。


急いで、波紋を作るために必要な石鹸素地を確保して、ほんわか糖とあずきパウダーを入れて色を付けます。
グラデーションができるように、濃さを3種類作りました。


キャラメルパフェ!
どうも、こういう表現になってしまうなぁ。


順番に流し入れていくと、こんな風に。できました!
トレースの進行が速くて、かなりドロっとした粘性がでてしまいましたが、何とか作業が無事終わりました。


お待ちかねのティータイム!
美味しくて、全部ペロっといただきました。メープルと、みかん味のメロンパンに、アップルパイ(^^)。
お茶をしながら南相馬の活動の話題になり、2月便の相談をしました。
足湯にまとわるエトセトラ。
以前、自分が作っていたクリームの配合を見せて、テクスチャーをこうしたいと言ったら、「作ってみよう!」の
ゆみちゃんの一言で実験開始。

理想のクリームができて、南相馬のみなさんに喜んでもらえそうなものができたよ!

柚子のバスソルトもさっそく作ってみることに。

天然の香りがついて、とても爽やかな香りです。

帰って数日後、ゆみちゃんにより、カットの儀式が行われました。
初めての作品ができました。

少しだけ、グラデーションついてた!やったー。
波紋をきれいに出すのは本当に難しい。石鹸は生き物なのです。
ゆみちゃんのはやっぱり売り物級だと思いました。
少しずつうまくなるといいなぁ。

お世話になりました!
ゆみちゃん宅は、居心地がよくてにゃんこもかわいくて、つい長居してしまいます。

解禁の1か月後が楽しみ。

南相馬に行ってきました 〜2013年1月便〜

2013年初のぼちぼちいこカーの活動。
1月便は、直前に降った雪の影響で、ゆっくり時間をかけていきました。
途中、一面山は雪景色で、あまり雪が降らない南相馬も、まだ雪が溶けずに残っていました。

逗子6時出発。
新宿7時25分発。といいたいところですが、朝が弱い私は、ちょっと遅れて登場。
待っていてもらえてよかったです(笑)。

初日の活動は、「交流ひろば」でのハンドトリートメントと肩揉み、そしてバスボム作り。
アロマ部隊は、1人キャンセルで2人。震災後、IFAメンバーで宮城でボランティア活動をした際に一緒だった
男性と1年半ぶりの再会。私たちの活動を知って、茨城から手伝いに来てくれることになりました。
心強い協力者が現れて、嬉しかった。

肩もみは、最初の30分間は、行列ができるほどの混雑。

肩もみを終えた方は、バスボムを作ったり、お茶をしたり、思い思いの時間を楽しんでいました。

ハンドトリートメント中に、横のお茶スペースを見たら、三浦大根を持参したスタッフが、自ら大根を調理して、お茶のお供を作ってくれました。


見事な三浦大根!

臨機応変なスピーディな対応は、地元の方の心をがっちりつかんでいました。
途中、スタッフが不在の時も、終始笑いが耐えませんでした。
70歳とは思えない、エネルギッシュな女性で、尊敬しています!

今回は、名札を首からぶら下げるタイプのものをやめて、胸元につけるものに変更。
そして、集まってくださった現地の方にも名札シールを胸元につけてもらい、名前で呼び合える関係になったことが、距離感を縮めるのにとてもよかったと思いました。

夜は、スタッフのたべる食事作り。
今回は、飛鳥鍋という、牛乳と西京味噌ベースの鶏とお野菜の鍋を作りました。
たっぷりの生姜が入っているのがポイントです。
日本には、こんなお鍋があるのですよ。ご存じでしたか?
私は、恥ずかしながら、人生お初でした。


まずは、中にいれるお餅作り。
餅つきマシーン大活躍♪


できたてのお餅。おいしそう!

翌日の朝の分は、のして切ると売り物のような切り餅ができました。

これを、飛鳥鍋に入れて、いただきます。

こくがあって、生姜が効いていて、寒さが忘れられる一品でした。

翌日は、新年初ということで、書道の先生をおよびして、書初めを行いました。
子供たちの中には、初めて筆を握る子もいましたが、無心になって自分の名前を書いていました。



先生のアドバイスは、書だけのアドバイスにとどまらず、生きる上で必要な姿勢も、私たちに教えてくれました。
凛として、とても気持ちがよい空気が漂っていました。
墨の香りは落ち着きます。
そのわけを友人が調べてくれて、教えてくれました。
墨を練る時に出る独特な匂いを緩和させるために、白檀などを用いるとのことでした。
鎮静効果は、ここから来るのだな!と思いました。


みんなで書いた作品。
私は、この先、明るい光がさして、みなが少しずつ前進できるように、「進」という文字を残しました。


先生を囲んで。

書で頑張った後は、プレイタイム。
このあと、子供たちから全力で室内で追いかけられました。今度、体力強化して臨まなくては・・・。
雪合戦の誘いも受け、久しぶりに外で遊んだのでした。
子供たちは、本当はたくさんの仲間とおもいっきり遊びたいんだろうなぁ。こんな思いが頭をよぎりました。

いつか、神奈川に招待してあげよう!

全体の人数は、初日、18名。
書初めは、子供3名、仮設の方1名。他は、ボランティアに携わる方々数名。
今回は、人数がやや少なめでした。
顔なじみの方が多かったです。
お顔がわかる人が増えたということは、リピーターの方が増えているという証拠なので、よいことだと思います。
次の目標は、もっと多くの人に私たちの活動内容を知っていただき、温かい時間を過ごしていただけないだろうかということ。

お風呂の中でも、寝る前も、気が付くと、話題は自然と今回の反省と今後について。
何度もPDCAを行って、それでもうまくいかないこともたくさんあって、その原因をみんなで考えて、次に活かす。
最近の活動では、それが自然とできているような気がします。
色々な角度から意見がでるのが面白い。みんな考えは、千差万別。
毎回行き続けることで、新しい気づきが生まれる。
そして、初めての参加の人は、私たちが当たり前になっていることに疑問を感じ、指摘してくれる。
この、立場が違う相互補完関係がよいのでしょうね。
互いを尊重して、認め合いながら、2013年も、ぼちぼち進んでいきます。

南相馬に行ってきました 〜ぼちぼちいこカー2012月12月便〜

12月のボランティア活動を振り返って。

12月は、今思うと、いったいどうやって仕事と家庭、ボランティア、忘年会、旅のやりくりをしていたのか、正直思い出せません。
本当に12月は31日間だったのかと、不思議な気持ちになります。
でも、たまにそういう時ってあるんですよね。
とても集中していた月だったと思います。

11月の打ち合わせ時に、南相馬への12月便は、2012年最後の活動ということもあって、普段できないことなども盛り込んで、喜んでいただく企画にしようと方向性が決まりました。

ちょうど、自分の得意分野が重なり、クリスマス・お正月のリース作り、ブッシュ・ド・ノエルのケーキ作り、ハンドトリートメント、バスボム作りを担当しました。お役にたてることがあるというのは、嬉しいことです。

12月は、この活動のことを考えない日はありませんでした。
どんな状況でも、やるからには成功させるのが、マイルール。
自然と、話題にあがることも多かったです。

有難いことに、たくさんの方に協力していただきました。
現地の方にと、アドベントハーブティーを寄付してくださったアロマの恩師、理恵先生。
忘年会でアロマ仲間が協力してくれて嬉しかった、ゆみちゃんと企画した「しあわせっけん」の売上10,000円。
ケーキの材料費にと、かわいいケーキの上に乗せる飾りと共に17,000円寄付してくださったpatanqさん。
そして、11月18日のWASICイベントでのハンドトリートメントの売上7,000円。
合計34,000円と素敵な差し入れが集まりました。

そして、メインイベントのケーキの生地作りに協力してくれた、礼見さんと母。

みなさんの温かいハートを一緒にお届けしてきました。
そして、ケーキ5台を同時に作るのに必要な、器材を前日まで参加者に問いかけてくれたスタッフのうっちゃん。
ただでさえ、他の準備で忙しいのに、ありがとう。

みなさん、本当にありがとうございました。
南相馬で一生懸命活動してきました!この場を借りて、お礼申し上げます。

土曜の朝、逗子6時、新宿7時25分に出発して、6時間かけて南相馬に到着。

まずは、腹ごしらえ。温かいラーメンで気合いをいれました。


寒い中、外で私たちの到着を待っていてくれました。急いで準備にとりかかりました。


南相馬にクリスマスがやってきました♪


恒例のアロマハンドトリートメント。ニールズの授業でご縁があった名古屋の生徒さんも参加!
一緒にハンドトリートメントができて幸せでした(^^)。

肩もみ隊のみなさんも大活躍。

受けている方の表情が、気持ちよさを物語っていますね。

こちらは、バスボム作りのスペース。

温かくなるし、リラックスして眠れると、前回に引き続き、喜んでいただけました。精油も大活躍です。

年末企画の第1弾のリース作り。

スタッフ全員で並べました。


大人から子供まで、大人気でした。


頑張って作っている様子。完成品を嬉しそうに見せてくれました。

まだまだ大変な毎日ですが、1年経って、このような季節のイベントにも参加できるようになったのだと思います。
前向きに生きる、強いお気持ちが感じられました。

夜は、地元の皆さんと交流を持ちたいと思い、鍋企画。
トマト、カレー、鶏だしのお鍋と3種。
鍋奉行の菊さんの指揮のもと、みなで分業して、見事に出来上がりました。

野菜を切る量も大盛りです。地元の方に差し入れもいただき、ありがたく使わせていただきました。


トマト鍋。
お世話になっている、「やさい家めい」の女将さんにお願いして料理長に教えていただいました。
トマトと牛のだしが利いていて、とっても美味しくできました。


カレー鍋。
いくらでも食べられそうで、危険な美味しさでした。


鶏なべ。
鶏がらから出汁をとる本格的な味わい。スープがとても美味しかった。


こちらは、地元の方からの郷土料理の差し入れ。「イカ人参」と大根と里芋の茎を似る「弁慶」という料理は
初めてでした。ご馳走さまでした。


地元の方を囲んで。

たくさんの方に来ていただこうと、張り切ってたくさん準備したのですが、夜の仮設住宅はひっそりとしていて、
予定していたより人出が少なかったのが、少しさみしかったです。
寒い夜だったので、冬の夜企画は難しいのかもしれません。

翌日は、いよいよブッシュ・ド・ノエル作り。
スクールに通っていた時にお世話になった、杉浦シェフのレシピを参考にしました。
マロンペーストを使って、子供から大人まで楽しめる味にしてみました。

開始30分前の9時30分。もうすでに15人くらいの方が、三角巾とエプロンをして待機されていました。
嬉しいじゃありませんか!!
準備にも熱が入ります。
スタッフ総動員で、クリームを作るところもまで下準備。
中には、初めてミキサーを握る方もいましたが、頑張ってマスターされました。


いよいよ、現地の皆さんとのケーキ作り♪和気あいあいの中行われました。


男性陣も頑張りました。皆さん、手先がとても器用です。


いよいよ、完成です!皆さん、とても上手にできました。
スイーツは、人を幸せにしますね。
この後は、笑顔あふれる試食会となりました。


メリークリスマス!

最後に、いつも来てくれる男の子からの熱いお誘いがあり、スタッフ全員とサッカーをして、帰路につきました。
いつまでも手を振って見送ってくれるシーンに、胸が熱くなりました。


皆さん、今回もお疲れさまでした(^^)。
交流の輪が、来年も少しずつ広がっていくとよいなと思います。

自分が行けないときも、マッサージができるように、マッサージ部隊のチームを組んでいくことが今後の課題です。

WASIC.VOL5 

11月18日(日)の素敵な一夜を思い出して。

マッサージの研修で行ったチェンマイから帰国したその足で、5回目を迎えるWASICのイベントに参加しました。
予定便に乗れないというハプニングがあって、関西空港経由になってしまいましたが、開始1時間前には無事到着。
まいったまいった。でも、結果、オーライ!

会場は、吉祥寺のカフェ・ゼノン。
素敵な会場で、初めての100人規模、ということもあって、みんなわくわくしていました。

癒しブースも、DONちゃんと友人のしのぶさんと3人で担当。
手作り感満載の飾りつけをしてブースを作りました。

今回は、ベッドでのほぐし、ハンドマッサージ、ヘッドマッサージ、肩揉みなど、ご要望に応じて選んでいただくスタイルにしました。
10分500円で行いました。
ありがたいことに、満員御礼!!
売上は、全額南相馬の活動に使わせていただきました。

生のライブを聴きながら、体がリラックスできるのは最高ですよ。
久しぶりに聴いたみんなの歌声に、やる側もりラックスしてしまい、ウトウト・・・(笑)。
寒い日だったけど、たくさんの方に来ていただけて嬉しかったです。

イベントを通して、普段、アロマやマッサージとなじみがない方にもお会いできて、体感してもらえるので、こういう機会はとても嬉しいのです。

アーティストのブースも楽しくて、合間にちょこちょこ見に行きました。
ハンコ職人のハナちゃんの作品がまたパワーアップしてた。

浅野さん、5周年おめでとう!
いつもありがとね。

櫻香壮 タイ・チェンマイ研修レポート 

11月13日〜18日まで、私もスタッフとしてお世話になっている洗足のサロン、櫻香壮の藤尾先生主催のタイ研修に行ってきました。

初めてのタイです。バンコクをスキップして、訪れた場所はチェンマイ
季節は一気に夏。射すような太陽の日差しが眩しかったです。


最初に訪れたカフェ。
何かのご縁で集まってきた仲間たちとの交流の時間。
チェンマイに来るまで誰がいるかわからない。久しぶりに再会できる人や初めての人もいてワクワクしました。
集中できる環境ということで、生徒は10名。素敵な仲間に出会えました。


続いて訪れたランチのお店。深夜発の便だったので、ここで疲れをしっかり癒しました。


野菜ふんだんの北タイ料理。


たくさん食べてもとってもヘルシー。

そして、いざ向かうは研修場所のロッジ。
荷台が座席になっていて10人一度で移動できるタクシーのような車は、半分オープンカーで涼風が気持ちよかったです。

ここが6日間お世話になる場所。宿の様子はこんな感じ。

オーナーは、奥様が日本の方で安心。

中央には池があります。

少し離れた場所にある、私が泊まったはなれ。


泊まった部屋。半分外です!!虫と共存しました♪


こちらが蚊帳ルーム。完全に外です。

研修でこもるのにはふさわしい自然の多いところでした。
一面たんぼです。

人間は、本来こうあるべきなんだと思いました。
毎朝、鶏の鳴き声とともに起床。
7時からのモーニングヨガレッスンで神経集中して、自分と向き合ってから一日がスタートします。

神聖でとても静かな平和な時間でした。
ヨガのポーズは、セラピストの正しい姿勢と平静を保ち、健康で丈夫な身体を維持するためのセルフケアとしてとても有効と習いました。
日に日にそれが実感できました。

私たちの研修の先生は、アメリカ人のネイサン・ジェームズ氏。

本当にしなやかなボディの持ち主!!

米国エサレン研究所での上級テクニックの習得者です。ディープでソフトなアプローチ、独自の「Lsee Tissue」について学びました。
筋肉が緊張したりトラウマを受けると、骨に接する最も外側の部分に、ストレスがかかります。
Less Tissueでは、このエリアを緩めるために、呼吸に集中して、ゆっくり静かに圧をかけていきます。
自分とクライアントの呼吸がガイドとなります。深いリリース効果が得られるのを実感しました。

私たちの全身は、ボディスーツのように筋肉に覆われていて、その一つ一つラップのような筋膜で包まれています。
この結合組織に対して、セラピストが自分の体重をうまく利用して、肘や腕などの手の平以外の部位を使ってトリートメントすることによって、従来の
オイルテクニックでは、なかなか取り除けなかった固くなってしまった凝りをゆるめることが可能になります。

強い圧や痛みはありません。体重を使った深い圧と、ゆっくりなスピードで、クライアントは深いリラクゼーションの世界に誘導されます。
ディープで深い世界を体感しました。


練習の風景。


練習中は、集中力が一気に上がります!

タイの大自然の中で、朝から晩まで体と心に向き合った1週間でした。

滞在中のもう一つの楽しみは、ごはんの時間♪
ベジタリアンの先生にならって、みんなも肉なしにトライ。
身体がすっきりして、調子がどんどんよくなるのを感じました。


お粥。干しエビや魚介でとった出汁に感動しました。

朝は毎日酵素をとろう!ということで、毎日、違うフレーバーのスムージーが楽しみでした。

ドラゴンフルーツと空芯菜のスムージー


スパイスとハーブをたくさん使った煮込み料理が多いです。どれも美味しい!

私は、日本でイベントがあったので、最終日をみんなと過ごすことができませんでした。
でも、スペシャルサプライズが待っていました。

ネイサンから呼ばれ、ベットの上にうつ伏せで寝るよに指示がありました。
そして、全員からマッサージを受けたのです。最後は、かおり先生がワン子まで連れてきてくれてマッサージを受けました(笑)。
そして、ネイサンが、1週間一緒に過ごした感想を私に向かって言うようにと、みんなに言っているのが聞こえました。
「LOVE」「SMILE」・・・、色んな言葉をかけてもらいました。
最初は照れくさくて、笑っていましたが、みんなの手を通して、私の心の中にすーっと一人一人の温かい思いが伝わってきました。
そして、コップがいっぱいになった頃、その嬉しい思いをどう自分の中で処理してよいのかわからなくて、ただ涙が出てきました。
自分がどんどんピュアになっていくのがわかりました。
10人に同時にマッサージをしてもらったのも初めての経験でしたが、それ以上に、手から伝わるみんなの気持ちを体感して、
人は、喜びをためるコップがあふれると、ただ涙しか出ないのだということがわかりました。


半分嗚咽でした。一人一人ハグをして、お礼と別れを告げました。

大切なことをたくさん学んで、思い出させてくれたタイ1週間の研修でした。

帰国する前に、岐路の旅路が安全なものになるようにと、チェンマイでは古くからの伝統的な儀式があります。
村一番の長老の男女が、お祈りとともにブレスレットを腕に結んでくれます。


儀式の時。


長寿の秘訣は、食べ物とストレスをためないことみたいです!
笑顔が素敵でした。

研修中、大自然に囲まれていたので、お土産を買う時間はほとんどなかったのですが、
ほしかったタイパンツだけ、休憩中にみんなで買いに行けました。
工場直売は、安い!
生地が厚く、しっかりしているので1着3,000円くらいでした。
大満足のお買いもの。

工場の中は、こんな雰囲気。活気がありました。


空港で、まさかの予定便に乗り過ごしまして、帰りはアクシデントがありましたが、関西空港まで何とかたどりついて、
無事に夜の東京でのイベントに参加することができました。

なんでも結果、オーライ!ちゃんと間に合いました。
最高の1週間をありがとう。参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
何かを、集中して取り組むことはとても大切。
健康は、心地よい自然のリズムの上になりたつものだということも実感しました。

最後に、チェンマイのお菓子レポート。ありましたよ、名産品!
美味しかったから、大量に買って、行商のように担いで帰りました。

お米を揚げて、スイカジュースにつけて、ヤシのシロップに漬けるだけで、できてしまう簡単なもの。
その素朴な味が、かえってよかったです。新感覚のライスパフです。
一袋60円。10袋の大人買いしました。安すぎるでしょ!

チェンマイ
初めてのタイは、ハートの奥深くに刺さる場所でした。


お気に入りの休憩場所。あくせくしているときは、いつもこの光景を思い出すことにしています。

南相馬に行ってきました 〜ぼちぼちいこカー2012年11月〜

11月10日〜11日、ぼちぼちの仲間と10名で南相馬で活動をしてきました。
日中は、日差しがあるうちは温かいものの、朝晩は、暖房なしでは過ごせません。一足早い冬の到来を感じました。

初日は、地元のリーダーとして精力的に活動されている消防団の方を訪問。
現地で活躍される方と組んで活動をし、情報をもらい、現場の声をききながら、地域を少しずつ元気にしていきたいと思っている私たちの第一歩。
私たちの思いが、少しずつ形になってきました。

ちょうど、寺内の仮設住宅で餅つきのイベントをされていて、終わった頃、お話を聞く機会に恵まれました。

寺内の仮設住宅には、常駐の女性の方がいます。管理の目が行き届いていて、コミュニティもしっかり築かれています。
仮設住宅に入る方と入らない方との待遇の違いについて、不満もよく耳にするそうですが、現状は、仮設には入りやすくなっているので、希望すれば入ることができて、様々なサービスも受けられるそうです。なので、あえてそうしないのは、選択しない個人の問題なのですと、教えてもらいました。

借り上げや、避難されなかった方は、行政面のサービスや支援について、仮設の方に比べて情報が少なく困っているのではと思い、ぼちぼちいこカーの当初の活動は、そういう方を対象にしようとしていました。でも、少しずつ状況は変わっていたのです。
ここのところ、仮設以外の方に接する機会を失い、気になっていましたが、現状を知ることができ、仮設住宅で活動することに戸惑いがなくなりました。


地元の若手のボランティアリーダーを囲んで。
震災後、ずっと休まず活動をされています。決定権のある上の方々は、避難されてから未だ戻られていない様子。
地元の若手のリーダーがもっと増えて、将来の日本を牽引してくれることを願っています。
スケールの大きい方!元気をもらいました。


美味しいつきたてのお餅、ご馳走さまでした!
ボランティアの方からボランティアスタッフの私たちが温かいおもてなしを受けてしまい、地元の方のためにただでお忙しくされているのに、我々のことまで思っていただき、胸が熱くなりました。


牛越の仮設住宅に到着。
急いで、みんなで準備にとりかかりました。


15時には、もう待機の列ができていました。有難いことです。

アロマトリートメント、肩もみ、アロマ香るバスボム作りをしました。
バスボムは、天然のバブ!しゅわしゅわするから、お子さんも楽しめます。
重曹クエン酸・お塩と天然色素だけでできます。
               
寒いので、夜のお風呂で温まって、よい香りに包まれてお休みしてもらえると、眠りも深くなってよいのではと思いました。          
重曹は、温泉の成分にも入っていて、冷え対策にもばっちり。クエン酸とミネラル分たっぷりのお塩も入って、お肌も喜び、汗もしっかりかけるお風呂に変身。


会場での作成場所。
みんなで楽しく作りました。


アロマトリートメントも、24人。少しずつ認知度も上がってきました。
今月は、寒くなってきたので、ブレンドにジンジャーを使いました。
1か月ぶりの再会を喜んで、話も弾みました。


手から手に伝わることってたくさんあると思います。
少しでもたくさんの方に受けてもらいたい。


肩もみ部隊も大好評。
ボランティアの方は、みんな70歳!本当にお若い。
元気いっぱいの3人トリオ。
会場は、とても和やかな雰囲気に包まれていて、寒さを忘れました。

初日の活動を終えて、翌日のぎょうざの仕込みと夕飯作り。


よっちゃんの指揮なしにはできなかったです。ありがとう。


餃子のたねが完成。さぁ、これから包みます。


みんなで餃子包み。楽しい時間でした。


半分終わったところ。


試作品をいただきました。
美味しい〜!餃子の焼き奉行まささんの作品。この焼き方プロだわ。
地元の方と楽しい団らんの時間を過ごし、夕食後、地元の方にお呼ばれ。
みんなで仮設住宅を訪問しました。地元の方との距離が縮んだと感じられる素敵なひと時でした。


折り紙の作品。売り物と言われてもわからないです!

翌日は、消防訓練にも参加しました。
震災を経験されている方は、意気込みが違うと感じました。
みなさん、真剣です。高齢の方が多いですが、手をとりあって、会場に来られていました。

2日目は、餃子をふるまいつつ、アロマもやりつつ、バスボムも作りました。
少ない人数で、よくここまでできたなと正直思いました。
そして、いつも強力なサポート体制で協力してくださる地元の方の力が本当に大きく、嬉しく思っています。

スタッフみんなで最後の昼食。大きな家族です。

終了後、初めて参加される方は、現地の視察。
数名は、いつもお世話になっている地元のご夫妻のお宅におじゃまして待機していました。


かずこさんお手製のエコタワシの果物。いただいちゃった(^^)。


エコタワシのツリー。季節ごとに作る作品はお見事です。
12月便の会場に是非飾りたいです!

今月も、たくさんの笑顔が見れました。
みんなありがとう。

12月便は、15日(土)〜16日(日)。
年末最後、みんなで元気に活動してきたいと思います。

南相馬に行ってきました 〜ぼちぼちいこカー 2012年10月便〜

10月のボランティア活動の会場は、いつも宿泊先として使わせていただいている、牛込の仮設住宅の集会場。

アロマのハンドトリートメントの形を変えてみたり、お好み焼を作って皆さんにお出ししたりと、初めての試みが盛りだくさん。

生涯学習センターとは違い、仮設住宅というコミュニティの中で行う活動は、交流が生まれやすい場所なので、長居したくなるような、温かい雰囲気でお迎えする必要があると思いました。
そこで、事前に工夫をして、テーブルクロスを準備したり、お手製のスイーツを持参したりと、仲間や家族の協力のおかげで、私がイメージするカフェ風スタイルを実現することができました。


うちでシュミレーション。こんな感じをイメージ。
毎回、準備は大変だけど、やりがいがあります。



母とあやみさんに作ってもらったお手製スイーツ。
屋久島から戻って、翌朝早朝出発で作れなかったので、とても助かりました!ありがとう。


初日のハンドトリートメントの様子。
アロマセラピスト3人で行いました。
現地で毎月再会できる、アロマセラピストの方と一緒に活動できることもとても嬉しいことです。
隣では、アロマクラフトのエアーフレッシュナー作り。

いつもは、ボランティアの方に私がレクチャーをさせていただき、みんなで現地の方のトリートメントを行うスタイルでしたが、薬学博士の方に、医療類似行為や薬事法の抵触についてのご指摘をいただき、色々悩んだ結果、アロマセラピスト以上の有資格者ということで、やり方を変えました。
結果的には、レクチャーの時間もボランティア活動の時間にあてられるようになったのは、よかったのかもしれません。

参加されたボランティアの方にも現地の方に喜んでもらえることをと考え、肩揉みブースをつくりました。


肩揉みブース、大盛況。終始笑いが耐えませんでした。
現地のお孫さんがおばあちゃんの肩を揉んだり、ほほえましい光景がたくさん見れました。

翌日のメイン活動は、お好み焼きでおもてなし。
初日の夜に、翌日の予行練習とボランティアスタッフの交流も兼ねて、試作品を作って食べました。
料理が得意な男性ばかりが集まっていたので、私たちは静かに待っていました(笑)。調理師の免許を持った方もいて、むしろ習いたいくらいでした。
料理ができる男性っていいですね。


真剣な眼差しでキャベツと向き合う様子。


完成品!!
お好み焼の生地にしょうがをすって入れることがポイントのようです。
ソースにも生姜の風味がしました。最高に美味しかった。

翌日の本番は、お好み焼のよい香りを楽しみながら、隣でアロマブースも開設して、たくさんの方に
来ていただくことができました。

その後、個別に地元の方々との打合せの中で、ボランティアを行う際に地域とより密接で連携していける
イデアをいただきました。
テーマに「家族」というもが加わり、今回、感じたことや得たものをこれからの活動に活かせていけたらいいと思いました。

今回、たくさんの嬉しいことがありました。
悩んでいたところ、協力・アドバイスしてくれた恩師、仲間に心から感謝したいです。
そして、行く前から、力になってもらい、一緒に活動ができたあやみさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
私も、子供ができたら、現地での活動ではできなくなりますが、こちらから活動資金を集めるために、せっけんを売ったり、
お菓子を作ってリラックスできる時間をつくったり、色々な形での支援の方法を考えていきたいと思います。

帰り際に、アロマハンドトリートメントをさせていただいた方から、素敵な絵手紙をいただきました。

心のこもった絵手紙をありがとうございます!

アロマハンドトリートメントを連日受けて下さるかたもいて、初めて薬なしでぐっすり眠れたという報告をいただきました。
嬉しいできごとでした。

次回は、11月10日(土)〜11(日)
12月は、15日(土)〜16日(日)です。
アロマセラピストとして、ハンドトリートメントを一緒にしていただける方を募集しています。

資格がない方でも、クラフト作りや肩揉み、交流イベントのお手伝いなど、色々体験できます。
一緒にやりませんか?